BtoBでも増加するサブスク型サービス
月額課金などの「継続課金」に対応する決済サービスは?
BtoB分野でも、SaaS型のITサービスやモノやスペースのレンタルサービスなど、月額課金型(サブスク型)のサービスが増加しています。サブスク型のサービスは、単価が低く取引件数が多いため、毎月発生する請求をいかに自動化するかがポイントになります。
本記事では、サブスク型サービスの課金を効率的に行う方法をご紹介します。
BtoBのサブスク型サービス
BtoBのサブスク型サービスは、主に「ITツール」「モノ」「スペース」「コンテンツ」などに分類されます。
中でも「ITツール」分野でサブスク型が大きく広がっており、WordやExcelなどのサブスク「Microsoft Office 365」、クリエイティブサービスのサブスク「Adobe Creative Cloud(アドビ クリエイティブ クラウド)」をはじめ、名刺管理ソフトや経費精算システムなど多くのIT企業が月額課金型のサービスを提供しています。
サブスク型サービスにおける決済の課題
サブスク型サービスであっても、BtoB向けの場合、支払方法は銀行振込のみのケースも多く見受けられます。サブスク型で売りやすい半面、売れば売るほど請求・支払のオペレーションが煩雑になり、営業事務や経理部門の負荷が重くなってしまいます。また、お取引先様にとっても毎月の支払いは面倒です。
銀行振込決済では支払い忘れ・督促・金額間違い・返金処理などのイレギュラー処理が発生するため、請求件数が多くなる前にクレジットカード決済や口座振替決済による継続課金の導入を検討すると良いでしょう。
サブスク決済といえば「クレジットカード決済」と「口座振替決済」
サブスク決済に適した決済手段として、「クレジットカード決済」と「口座振替決済」があげられます。
クレジットカード決済の継続課金機能を利用する
決済代行会社が用意しているクレジットカードの継続課金機能を利用することで、2回目以降の決済はお取引先様の支払い手続きが不要になります。
初回決済時にクレジットカード番号とお取引先様のID情報を紐付けて決済することで、2回目以降の決済は決済代行会社の管理画面から処理できます。
月額課金でも年額課金でも、課金タイミングに合わせて決済処理を行うことができ、決済代行会社の決済システムとシステム連携すれば、自動的に課金することも可能です。
決済代行会社が提供する「クレジットカード決済継続課金機能」(ゼウスの決済サービスの場合)
初回決済
クレジットカード登録初回購入
初回決済時にクレジットカード番号とお取引先様のID情報を紐付けて決済。
継続(追加決済)
2回目以降の決済は、ゼウスの管理画面から決済処理を行う。管理画面から登録するため、課金タイミングや決済金額の調整など、柔軟な対応が可能。
口座振替決済を利用する
銀行などの金融機関口座を振替口座として登録して、毎月継続的にお取引先様の口座から引き落とす決済サービスです。口座登録後はお取引先様の支払い手続きが不要となるため、サブスクに適した決済サービスです。
決済代行会社が提供する「口座振替決済サービス」(ゼウスの決済サービスの場合)
サブスク向け決済代行サービス導入のデメリット
- ①導入コスト・手数料がかかる
- 決済代行サービスを導入するにあたっては、初期費用・月額費用・決済手数料などのコストが発生します。
決済手数料は取引に応じて料金がかかるため、料率などをチェックしましょう。1件あたりの手数料は少額に感じられるかもしれませんが、利用企業数が増えればその分高額になります。
できるだけ複数の決済代行会社の料金を比較して、自社にあった決済代行会社を選ぶようにしましょう。 - ②決済失敗・引落し失敗の場合は、自社で代金を回収する必要がある
- クレジットカードでも口座振替でも2回目以降の決済処理は事業者様のタイミングで継続的に行われますが、お取引先様の状況により、決済失敗や引落し失敗となる場合があります。このような場合には、自社で督促や代金回収を行う必要があります。
サブスク決済で決済代行会社を選ぶポイント
- ①営業担当者のサポートが受けられる
- 導入時に営業担当者のサポートが受けられる決済代行会社を選びましょう。サブスク決済は自社の業務フローにフィットした仕組みにすることが大事です。サポートがメールのみの決済代行会社もありますが、サブスク決済を導入するなら、経験豊富な営業担当者に相談できる決済代行会社を選びましょう。
- ②柔軟性が高く使いやすい決済システム
- サブスク決済は事業者様側で継続的に決済処理していく仕組みです。決済代行会社が提供する継続課金機能や管理画面の使いやすさ、システムの柔軟性などを確認して、自社の運用ニーズにマッチしているか確認しましょう。
- ③お取引先様サポート
- 小口・多数の取引を抱えるサブスク事業者にとって、多数のお取引先様から決済のお問い合わせを受けることは大きな負担となります。決済代行会社のなかには、お取引先様からのお問い合わせまで引き受けてくれる会社がありますので、サポート内容を確認するとよいでしょう。
まとめ
サブスク型のサービスは、単価が低く取引件数が多いため、毎月継続的に発生する請求業務をいかに自動化するかがポイントになります。
サブスク決済に適した決済手段として「クレジットカード決済(継続課金機能)」と「口座振替決済」をご紹介しました。
サブスク決済は業務にマッチした仕組みを導入して、効率化・自動化を実現することがポイントになりますので、特に「決済システムの使いやすさ」「相談できる営業担当」「お取引先様対応まで含めたサポート体制」の3点をチェックポイントに決済代行会社を選ぶとよいでしょう。
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