
少子高齢化に向かうこの日本インターネットショップも、ECサイト内でのシニア対策が必須であることはご周知のことと存じます。
ただ、一代限りのネットショップであるならばシニア対策やスマホ対策をしっかり行いここ数年の収益を上げていけばいいことですが、次世代につなげるネットショップ運営の場合少子高齢化に伴う人口減の日本の市場のみで勝負していいものでしょうか?
ASEANを市場として狙おう
成長著しいASEAN(アセアン)ですが、東南アジア諸国連合は東南アジア10か国の経済・社会・政治・安全保障・文化に関する地域協力機構で本部はインドネシアのジャカルタに所在しています。
2009年以降アメリカ、中国など50ヶ国あまりがASEAN大使を任命しASEAN本部のあるジャカルタに常駐していますし、日本も、2011年にジャカルタにASEAN日本政府代表部を開設しASEAN大使を常駐させています。
域内の人口は6億人を超えており、5億人の人口を抱える欧州連合(EU)より多いです。
ASEAN加盟国は
- シンガポール
- インドネシ
- タイ
- フィリピン
- マレーシア
- ブルネイ
- ベトナム
- ミャンマー
- ラオス
- カンボジア
日本単独とASEANの経済圏比較をすれば、日本の人口は1億2千8百万人。
ASEANの人口は6億人。
2011年の加盟国の合計のGDPは2兆1,351億米ドルであり日本のGDPの約36%の規模であって、ASEANを一国家として見た場合、世界8位の規模を持つことになります。
ASEANは、いわば日本の近隣諸国の集合体です。
日本で成功しているEコマースマーケティングがそのまま通用するわけでもないし、インターネットでモノを購入するという文化が根ざすにもまだ時間はかかるかと思います。
しかし次世代につなげるネットショップ運営を考えたとき、狙うべき市場として虎視眈々と準備しておく必要があるかと思います。
既に多くの日本のネットショップがシンガポール市場に進出しています。
ぜひ、成長著しいASEANを市場として狙うことを考えてみてください。
カテゴリ: 海外向け通販
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